Tシャツ:倉吉の障害者事務所製作、ミス・ワールド代表が世界大会でPRへ /鳥取
10月19日15時1分配信 毎日新聞
◇日本代表の佐々木さん、世界大会でPR
倉吉市にある障害者の就労支援事業所「楽」の利用者がおしゃれなTシャツを完成させた。県出身で2009ミス・ワールド日本代表の佐々木えるざさん(21)も企画に共感。11月から南アフリカで始まる世界大会にも持参してPRする。【武内彩】
王冠とハート形を組み合わせた模様に、スワロフスキーのラインストーンを添えた華やかなデザイン。えるざさんの名前から「L」の字もデザインに取り入れた。えるざさんの後援会の応援Tシャツにも採用されている。
楽は今年4月、障害の有無や年齢に関係なく利用しやすい福祉美容室や利用者と健常者が共に働くカフェを併設する多機能型施設として開所。福祉美容師でもある理事長の井手添敬子さん(47)は「これまでの事業所の概念とは違う、美と融合した就労の場を作りたい」とTシャツ製作に乗り出した。
ボランティア経験があり、地域での社会貢献と起業の両立を目指していた岩世麗さん(44)も賛同。「福祉だから買ってもらうのではなく、商品として通用するものにしたい」と試行錯誤しながら、生地や色にもこだわったTシャツを作り上げた。
作業は利用者の特性に合わせて10人ほどで行っている。先端にゴムを付けて滑りにくくしたピンセットでラインストーンを生地に置き、アイロンで接着。裏側からもアイロンをかけ、折りたたんで専用の袋に入れて完成。ラインストーンの色選びなど楽しみながら取り組んだという。
ピンク、黒、紫の3色展開。女性用と男性用がある。1枚2100円。楽で販売している。今後はデザインなどを増やし、インターネットや一般店での販売も始めたい意向だ。問い合わせは楽(0858・26・1569)へ。10月19日朝刊
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「福祉だから買ってもらうのではなく、商品として通用するものにしたい」という言葉が印象的である。社会に出て何かを作る以上、ほかの商品と比べられることは当たり前のことである。そこで買う人が福祉だから買うというのか、それとも商品がいいから買うというのかが勝負だろう。上記の記事だけでなく多くの障害を持つ人の商品が、商品として認められている。商品として素晴らしいものを作れるように障害を持つ人、持たない人が協力していければと思う。